【猫を飼いたい人必見】猫の生活サイクルとは

猫の生活

これから猫を迎えようと考えている方、すにで愛猫がいるけどもっと愛猫のことを知りたい方、そんな方々に向けて今回は猫の生活サイクルをご紹介します。

そこで今回は以下4つの項目にわけてそれぞれ紹介していきます。

  1. 猫の活動時間
  2. 愛猫と遊ぶ理想的な時間と回数
  3. 猫の睡眠・休息時間
  4. 猫の食事の回数と時間帯

この記事が皆さんと愛猫がより良い時間を過ごすヒントになると嬉しいです!

実は夜行性じゃない!猫の本当の活動時間とは?

皆さん猫は夜行性のイメージがありませんか?実際に夜の暗い時間帯に野良猫がピカッと目を光らせている状況に出会したことがある方も多いのではないでしょうか。

実は猫は夜行性ではなく「薄明薄暮性」(はくめいはくぼせい)といって、朝方と夕方に活発になる生き物なんです!

薄明薄暮性(はくめいはくぼせい、: crepuscular)とは、薄明明け方)と薄暮の時間帯に、主として活発になる生き物を説明するのに使用される言葉である。

ウィキペディア

また朝方と日没後に活発に行動するため、睡眠時間は必然的にそれ以外の時間になります。ですが、人間のようにまとめて睡眠をとるのではなく、少しづつこまめに何回も睡眠時間を確保するのが猫の特徴です。

猫の活動時間(薄明薄暮)とその理由

薄明とは明け方のこと、そして薄暮というのは日没後の黄昏の時間帯を指します。猫はこの薄暗いような時間帯に1番活発になるんです。

これには猫が野生で暮らしていく上での「獲物」が関係していると言われています。まずはネズミです。ネズミは夜行性の動物ですが、朝方や日没直後などの薄暗い時間帯に活動を開始するので、この時に捕まえやすくなります。また猫は鳥も狩りますが、鳥は朝方や日没後など少し暗くなってきた時間帯には目がよく見えず、猫からすると捕まえやすいタイミングなのです。

つまり本来の「獲物」が活動する時間帯に合わせて猫も活動するため。薄明薄暮性になったのです。

飼い猫はいつ、どのくらい遊んであげるべき?

猫を飼っている方は少なからず猫用のおもちゃを買ったりして、一緒に遊んであげたいと思っている方が多いかと思います。タイミングによっては遊びに食いついたり食いつかなかったり…。いつ遊んであげるのが愛猫にとって1番いいのかを考えてみました!

猫と一緒に遊ぶのに最適な時間帯

まず猫の年齢や性格などにもよりますが、遊んであげる時間は「1回10分程度、1日2回以上」がいいと言われています。

遊んであげる時間帯によっては特に決まりまはありませんが、猫はルーチンワーク(同じ毎日を過ごす)ことが好きなので、可能な限り遊びの時間帯を固定で決めてあげましょう。

また猫は飽きっぽいところもあるので、さっきまで楽しそうに遊んでいたおもちゃにいきなり興味を示さなくなることもあります。そのため何種類かのおもちゃを用意してあげると、猫も飽きずに楽しむことができますよ。

遊ぶのに適さないタイミング

他の動物も同じだと思いますが、ご飯の最中や気持ちよさそうに寝ている・休息している最中に無理にちょっかいをかけるのはやめましょう。

いつも寝てる?猫の睡眠時間と休息について

猫はよく寝ていたり、横になって休息しているイメージがりませんか?実は猫の由来は「寝る子」からきているとの説があるように、猫はたくさんの睡眠と休息が必要な生き物なのです。

猫の睡眠時間とよく寝る時間帯

猫の平均睡眠時間は、成猫で14時間前後子猫で18時間前後と言われています。

ですがこれは猫が生活をしている環境によっても変わってくるようで、成猫でも10時間を切ることも珍しくないそうです。飼い猫の場合は、飼い主が留守にしている昼間の時間帯と、飼い主が寝ている時間帯に一緒に寝ていることが多いようです。

猫にとって大事な休息時間

睡眠とは別の「休息」。これについては猫の特徴のひとつでもあります。眠らずに休息をしていることで、近くにネズミなどの獲物が来た時にすぐに動くことができるようにしています。またいざと言う時に必要な分だけ動けるように体力温存の効果もあります。

ご飯は1日何食、何時くらいに食べるのか?

猫は1日で何食ぐらいご飯を食べるの?人間と同じように朝ごはん・昼ごはん・夜ごはんの3食が必要?何時くらいになったらお腹が減るのかな?

そんな疑問にお答えしていきます。

猫の食事の回数

結論から言うと、猫には1日に朝晩の2回に分けてご飯をあげるのが良いとされています。また1回の食事量が少ない子には1日4回程度に分けて、少量をこまめに与えても良いとされています。

また猫は1度にたくさんのご飯を食べると吐き戻してしまう子もいるので、その場合は少量を何回かに分けてあげてみましょう。

個体差や運動量によってもあげる量の目安はかわってきますが、成猫の場合1日に必要なカロリーは、体重1kgにたいして約64キロカロリーが必要とされています。7kgの猫ちゃんの場合、だいたい448キロカロリーということになります。

ただしあくまでも目安のカロリーになるので、最初は与えているキャットフードに記載されている適量をあげてみて、多いもしくは少ないかもと感じた時は少しづつ調整していってあげましょう。

猫の食事の時間帯

先ほども紹介したように、朝と晩の2回でも問題ありません。猫は生活リズムが狂うとストレスになってしまうので、例えば朝7時と夜19時など、毎日決まった時間に与えてあげましょう。

最後に

私の家の近くに猫カフェがあり、いつも朝晩の通勤時に窓越しに覗いてみるのですが、毎回同じ猫が同じ場所でくつろいでいる印象です。

猫は自由気ままそうに見えて、実は生活サイクルは一定のままを好みます。

飼い猫の場合も飼い主に生活サイクルを乱されることは嫌がりますので、できるだけ猫が安定して毎日同じ生活を送れるように環境を整えてあげることが、愛猫の幸せに繋がりますね。

コメント