【犬の爪切り】方法と注意するポイントを解説

犬の生活

皆さん愛犬の爪切りはご自身で行っていますか?それともトリミングサロンで行っていますか?

我が家の愛犬サスケさんは毎回トリミングサロンで切ってもらっています。

わんちゃんを飼っている方ならご存じの方も多いと思いますが、犬の爪には血管があり、切り過ぎてしまうと出血してしまう危険もあります。

そこで今回は皆さんのわんちゃんの爪をより安全に切ることができるように、準備するものや実際のやり方、万が一出血してしまった時の応急処置方法などを紹介していきます。

犬の爪の切り方

準備するもの

  • 犬用の爪切り(ギロチンタイプ、ハサミタイプ、どちらでもOK)
  • やすり(切った後に角を整える用)
  • 止血剤
  • ご褒美(おやつ)

爪の構造を理解する

**爪の中には血管と神経(クイック)**が通っています。ここを切ると出血するので細心の注意が必要です。

白い爪の子:ピンク色が血管部分なので見やすい

黒い爪の子:血管は見えにくいので、少しずつ切るのがコツ

切り方の手順

  1. 犬を落ち着かせて、足を優しく持つ(無理やり押さえつけると嫌がるので、少しずつ慣らす)
  2. 爪を横から見て、血管がある位置を確認
  3. 血管から2〜3mm手前でカット
  4. 黒い爪なら、先端から少しずつ
  5. 切るときは一気にスパッと
  6. 切った後、角をやすりでなめらかにする
  7. ご褒美をあげて「いい子!」と褒める

もし出血したら

まずは慌てずに数分間、清潔なガーゼやティッシュで圧迫して止血ください。

ペット用の止血剤がある場合は、出血している部位につけてから圧迫するとより効果的です。

もし止血剤が手元にない場合は、水にといた片栗粉でも代用が可能です。

出血が止まらなければ動物病院を受診しましょう。

爪切りの頻度

  • 室内犬 → 2〜3週間に1回が目安
  • 散歩が多い犬 → 自然に削れるので、月1回程度

失敗しないために重要なこと

  • 一度にたくさん切り過ぎない
  • こまめに切る

慣れるまでは動物病院やトリマーさんにお願いして、コツを見て学ぶのもおすすめです。

まとめ

犬の爪切りは最初こそ難しく感じますが、正しい知識と手順を踏めば決して怖いものではありません。

大切なのは「一度にたくさん切らない」「愛犬にとって嫌な経験にしない」ことです。

もし不安であれば、最初は動物病院やトリマーにお願いして、慣れてきたら少しずつ自宅でケアするのも良い方法です。

愛犬の健康のために、ぜひ爪切りを前向きなケアのひとつとして取り入れてみてください。

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